カッコつけマン

じゃあね。また。

こんな言葉で締めくくりたい。
軽薄?
軽くて薄くて、装着3秒。
そう思うならどうぞご自由に。

あばよ!
軽薄なんはどっちやねん。
透けすけで見え透いた気持ち。
気持ち見せない、気持ち悪いなその笑顔。
気持ち悪いなその言葉。
透けてるあの娘の下着、一瞬で引いた。

泣きそうな後輩。
考え直して懇願しても。時間は巻き戻せない。割れたガラスは元には戻らない。
そのうち慣れる。惰性で麻痺。
見えなくなるんじゃない、見なくなるだけ。
いつもそこにあるのに。

こうなるシナリオ。
冴えない脚本家とシナリオ通りの三文芝居。
いつも突然。それが日常。
お前の思うように行くと思うな。
世の中そんなに甘くない。苦汁舐めたこと無い舐めたお前の言葉と行動。
全て嘘。だからお前の後ろに何もないやろ?

さっさと気付けや。
そこが安全地帯か?ちっぽけで貧乏臭い、吹けば飛ぶような安全地帯。
そこで一生を終える?笑える?安息日なんか来おへんで、そこじゃ。
関係ない。無関係。ならばこっちも無関係。やるだけ。負け犬の遠吠えなんか聞く時間はない。


蒸し暑かったあの日から、この1週間。
長かった。
全てを終わらす後1ヶ月。
下がったり、上がったり。
でも手の内は見せず黙った。喉元まで出た言葉、吐き気と共に飲み込んだ。いつも消化不良。
何食わぬ顔で過ごすのも板についた。
下手な三文芝居に付き合った結果。

じゃあね、また。