12月8日

やっぱり。読みだすと止まらなくなる。
スラムダンク
漫画だとか、作り物だとか揶揄する声もあるし。あの終わり方が完璧ではないとか。
言い出すとキリがない。
でも、あのお話の中に引き込まれると中々抜け出せない。
泥沼漫画。誉め言葉としてとって欲しい。
豊玉戦が今日は待ってます。ラン&ガン同士の戦い。さてさて結末は?
知ってるけど。

韓国映画1本目
「権力に告ぐ」
実在の事件を基にした映画。
結構あっさり見終わる。金の亡者と正義。
自分ならどちらに傾く?自問自答しながら見た。
金の魔力に翻弄された事はないけど、目の前にウン億円が。正義を貫けるだろうか。僕は怪しい。
怪しいなどカッコつけた言い方したけど、ほぼ金になびく。
しかもバックには大物。まず逮捕されないとか明るみに出ないとか、お膳立てされてる状況なら尚更。
それでも正義を貫ける人は実際にいる。
そんな人に尊敬だとか感服だとか、そんな言葉はまやかし。自分を誤魔化すだけの美化された言葉。
想像できないから、直に会った事ないから分からない。どんな正義なら自分を貫く事が出来るのか。
内容的には重いテーマだと思わせながら、あっさりとした結末。
でもどこの国にでもある事実だと思う。
お金の為に苦しまないで、ロックスターは歌う。

後、まだ2本ある。
しかし韓国映画はやめれない。邦画には何も期待してないから。
ハリウッドにも。見れば面白いけど。残るものがない。
水のようにサラっとしてて、飲みやすいし胃もたれもしない。
でもそれじゃ満足出来ない。もっと油っこくギトギトしてて、味も濃い、そんな映画が見たい。
韓国映画にはそれが詰まってる。楽しいだけじゃ終わらない、エンターテイメントながら重い。
遠慮なくワシ掴みしてくる。痛いし後も残るのに。
さて今日は何見ようかな。

どこかの知らない土地で流れる空気。夕暮れ。
歩く人たちと街並み。
ぼぉとして眺めてると何故だか自分のその町の住人になったような気がした。
結局、画面越しにしか分からない風景。ストップ押した時、一気に現実に引き戻される。
住人になったのは気のせい。今いる場所から見える景色とさっき見た景色のギャップ。
死にたいな~が口癖だった高校時代。あの時、この光景を見たらそんな事呟いてただろうか。
思いをはせる事しか出来ないけど、誰かが暮らす土地へのあこがれ。
ここじゃない何処か。何処なのかは分からない。でも、ここじゃない何処か。

夕方からお手伝いに行ってきます。