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些細なことさ。
誰の? 君の?僕の?
君の些細なことは誰かの重大なこと。かもしれないし、ほんと些細なことかもしれない。
計り知れない。
誰の目にも映ることと、昨日忘れてしまった出来事がきっと交差すると信じてる。
明日が来る約束と、またいつかの約束。
些細なことさ。
生ぬるい風と湿った空気の狭間で身動きとれないねって笑いながら話してたね。
その空間と眠りだけが救いだと信じて疑わない。その無垢な時間がきっと輝いてたんだと今になって思う。
誰にでもある幸せな時間と、忘れてしまいたいトラウマを大事にして欲しい。
純粋って何か。未だに知らない。
だからこそもっと染まりたい。真っ白のキャンパスに黒の滲み。一体どれだけほとばしったのか。断片的な日々。
白でも黒でもなかった。アスファルトが濡れてる。幾何学模様に濡れていく。
影踏みはもうおしまい。
また明日ね。
どんな一日だったのか寝る前にはもう忘れてしまった。

決して病んでる訳でも疲れてる訳でもございません。
些細なことの連続が重大でもないけど、些細なことじゃなくなった。
明日は休みです。