帯に書かれた毒。

Amazonprimeで映画を見る生活が続いている。特に見たい映画があった訳じゃないのに、ほとんど過去に見たことがある映画ばかり見てる。見たとゆう事実だけ覚えていて、肝心の内容はさっぱり覚えていない映画って結構ある。
ただ見終わった後、こりゃ忘れるよなと1人納得もしてる。
金田一耕助シリーズだけは名作だと再度実感させられた。横溝正史シリーズは最高。乱歩より正史派です。あの暗くてドロってしてる人間関係が見てて納得する。いつの時代でも人間ってやっぱりえげつない。
乱歩は少しPOP過ぎる。フェチズムとPOP。官能的であり色とりどり。嫌いではないけど、そこまでハマった事がない。
横溝正史が書く人間性ってのに凄く刺激される。
さて次は何を見ようか。
怖いのが今の勢いのままNetflixまで手を伸ばしてしまいそう。こっちの方が見たい作品が多いから。寝不足の日々はまだまだ続く。

点と点が繋がる奇妙な出来事が続いていた。最後はへぇーそうなりますかの、笑うしかない結末のバッドエンド。部下を売るなよ。上司から筒抜けなのに。人を売るような下衆な輩にはなりたくない。

その点と点が繋がったストーリー。
青春とゆう毒を置き去りしたまま、物語は結末を迎える。
漫画の帯についてたセリフ。それが今グサって刺さったまま。
自分の青春を振り返る。
ほぼ忘れている、覚えていても書けない事が多かったり。暗黒青春時代だったのかも。
頭の中はSEXの事しか無かったし、バイトとデスメタルとSEX。3種の神器な如くそれしかなかった。傷つけられるより、傷つけた人の方か多かった。

唯一の親友との夜遊び。生きてると実感出来る時間だった。
知らない間に僕らは真夏の午後を通り過ぎ闇を背負ってしまった。とスガシカオは歌った。
君の願いとボクのウソを合わせて。
僕らが二度と純粋を手に入れられなくても。
純粋な心が欲しかったし、闇より明るい場所で生きたかった。男と女の騙し合いや純愛。
辟易しながらしがみつくしかなかった。そこしか居場所がなかった。

黄金の月を聞く度に今も思い出す青春。
置き去りのままなのかもしれない。