金木犀とリンダリンダ

何が美しくて何が醜いのか。
両A面シングルのようで、正解などなくて。
美しさにも醜さにも愛がある。
狂おしいくらいタガが外れるくらい、愛おしい。
リンダリンダを聞くと張り裂けそうな気持ちとテンション。
ドブネズミも今じゃ億万長者と揶揄されても。リンダリンダの前では誰も適わない。
もちろん他にも名曲いっぱい。
未来は僕らの手の中って今でも思うし揺らがない。終わらない歌がいつまでも流れてるし、レストランにも数え切れないくらい行った。この歳になっても英雄に憧れるしロマンチック好きだし、ロクでなしではあるけど。
いつまでも鎖に繋がれてる感じは拭えない。
でも首吊り台には登らない。チューインガムを噛みながらラインを超えてみたいと妄想する日々。
兎に角、リンダリンダは今も鳴り響く。

日に日に寒くなり1年の締めくくり感が少しずつ漂うような気がする。
例年より少し遅めの金木犀の香りに胸が締め付けられ。青い空も低く感じる。
本を読む気力が無い。欲しい本もない。
変わりに欲しい冬物の服。アウターを20年振りに買おうかと悩む。と言うのも20年くらい着てるマウンテンパーカーのファスナーが壊れた今年の冬。直して着ようかとも思うけど。こんなに気に入って着る服を捨てるなんか出来ない。どこに行くのもあのアウターだったゴアテックス信者。登山なんかしないのに登山用の本格仕様。
あんなに気に入った服にもう出会えないような気がする。
個人的にダウンは動きずらく感じて好きになれない。暖かいのかもしれないけど。
冬が好きじゃないから寒さで動きを制限されるような気がするから。できるだけ動きやすい服が好き。

ダラダラと何も無い事を書いてしまった。
でも気持ちがいい。