1人世界の車窓から

1人世界の車窓から

今日も1人電車に揺られ、市内の会議室まで。今回は何故だか行く気が全くしない。
前回は1人で電車に乗って市内に行くのが初めてだったし、楽しかった。
終わりに本屋行くのもご褒美感覚で。
本屋に行くのは今回も行くけど。ご褒美。
電車の匂いが懐かしくもあり、不快でもある。好きにはなれない。
幼少期の新幹線に乗り祖母の家に行くのを思い出す。
オカンと離れる不安と新幹線の匂いで気分が悪くなるダブルパンチ。そんな記憶忘れてたはずなのに、思い出された。
1時間の小旅行。
会議室の話し合い。空気が重いし、役員になるなんて益々気が重い。来年は抜けさせて貰えるだろうか。
2年は続けないといけないと噂で聞いたけど。2年も続けると抜けれないような気がするし。
手当が出ようが、休日を半日潰すのは抵抗がある。

秋の気配からもう冬の気配が近づいてきてる。秋は一体どこに忘れてきたんやろ。
一気に寒くなる。空気が冷たくなる。透き通る。空が薄くなる。
これからまた長い冬が始まるんだろうか。
今年こそアウターを買おう。奥さんから許可は降りるんだろうか。もう期限切れと言われそうな気はするけど。

初めてコロナになった。
もうなりたく。これしかなかった。
熱と倦怠感。家族は大丈夫だろうかの不安。
結局、娘2人はコロナになったけど。
何故か奥さんだけ無事!


以前の仕事でよく使ってた道を電車から眺める。その時の事を思い出す。でも、思い出すだけ。今の方が充実してるから。
色んな感情を抱きながら走った道。今はそれを横目で見ながら懐かしむ。

さぁそろそろ着くよ。