11月12日

今週からほうじ茶にハマっている。
優しい香りと飲みやすさ。しかしほうじ茶は格下扱いされてるような気がする。
古くなったお茶を焙じると生まれ変わる。しかもほうじ茶特有の香りがたつ。
別に古くなったお茶だけじゃない、摘みたてのお茶を焙じるのも勿論ありなんやけど。
それはまた良い香り。癒しの時間とも思う。
今日も会社で一人ほうじ茶を淹れる。

亡き祖母もほうじ茶を淹れてくれた。
今はもう何となくしか覚えてないけど、当時の湯呑が懐かしい。
子供やったけど、熱いお茶とその香りに大人になったような気がした。
大人な飲み物だと思ってた。
オカンも僕に朝はほうじ茶を淹れてくれた。そのお茶で目が覚めたような気がし、早朝に受験勉強。
しかし時すでに遅し。ろくに勉強してこなかった。
それでも合格した高校で今でも付き合いのある親友と出会えた。
それが財産。勉強だけじゃない。そりゃ出来ないより出来た事に越したことはないやろうけど。
何とかなるもんです。生きる方法なんか誰も教えてくれへんもん。
自分で探せ。

ほうじ茶の思い出。祖母とオカンと受験勉強。


昨日は、癒しコース一人訪問最終日。
山を存分に味わう。
ぼぉーと山を見ながら、今までありがとうと語りかける。
はたから見ればヤバい奴だと思うけど、大丈夫誰もおらんかったから。
毎週行ってた時もあれば最近は月1とご無沙汰な時もあるけど、10年以上通ってた。
楽しい時も悔しい時も腹が立つ時も色んな事を考えながら通った。そしていつも癒されてた。
雄大な山、鮮やかな新緑。風が感情を整えてくれた。何も語らず、ただそこにいる。
それだけやのに、その道を通るのが好きやった。休みの日も行ったりした。
いつか山に住みたいと思うのも、このルートのお陰だと思う。
海より山がいい。寒いし怖い、登山に興味ある訳じゃない。でも山を眺めるだけで自然と調和できるような。
不思議な感覚を体験できる。
山でトランスやサイケ聞いて踊り狂いたい訳じゃない。それはそれでひっそりやってくれ。
田舎に来て自然を感じれるのは、いい体験やと思うだけ。
ただ自然には勝てんよね。ただ黙って時を過ぎるのを待つしかない。
怒ると怖い。奥さんのようだ。
次は上司と引き継ぎで行く、それがほんとの最後。
気が重いな~。上司と一日一緒とか。地獄です。
もう昼ごはん食べてたグランドに行く機会もなくなるんやろうな。
行ってた事も下手したら思い出さんかもしれん。
忘れてしまう。今は忘れたくなくても、いつか。

昨日はめっちゃ変な夢を見た。
誰か知らない?覚えてない?とにかく誰か分からん人に、僕の何もかもを否定されるとゆう夢。
なんやねん。否定せんでもええやろ、肯定もせんでええから。
ほっといてくれ。
起きた時、嫌な気分。でも、最近よう変な夢を見る。
この前もタコ釣りあげて、挙句体に吸い付かれて「痛い、痛い」と連呼する夢。
その時は実際に「痛い、痛い」って言いながらうなされてたらしい。
奥さんにデコをペシペシされて起こされ、教えてくれた。
不安と恐怖を実は少し感じてるから、そんな夢を見るんじゃないかと思った。
でも不安と恐怖は嫌いではない。強がりじゃなく。怖いん嫌やし、ドキドキもしたないけど。
それがあるから慎重に生きれる。疾走する生き方は自分の生き方ではないと思うから。
恐る恐る歩く感じ。
石橋は叩いて渡ろう。

f:id:rooster4:20201112144221j:plain