哀愁と涙の言い訳

懐かしい歌をたまに聞くと、歌詞の意味が当時とまた違う。グサっと刺さる歌や瞬間があって。励まされるような慰められるような。複雑ではあるが素直に聞ける。
今夜もまた懐かしさだけじゃなく、新鮮さを求めて聞く。

4月から我が家の有様がガラッと変わる。
5人から4人に。長男が就職で家を出る。その寂しさに今から支配されてる。
先の事考えても仕方ないし、何も分からないとは思うけど。覚悟が必要で。
でもその覚悟がその時出来てるか、自信はない。
1人こっそり泣いてるとは思う。
自分のオトンも僕が地元を離れる時、そんな風に思ってたのか少し知りたくなった。どんな気持ちで送り出してくれたのか。
ふとそんな事を考えた。
知らぬ地で生活する事。知り合いもいない。でもそれを経験する事の大事さは自分が1番知っている。きっと大きくなって、再会できると信じる。まだまだ子供どけど。
寂しいのは長男が1番だと思うから、僕はこっそり泣くよ。今も泣きそうではあるんやけど。涙は見せない!それだけは決めたから。
頑張れも言わない。

好きな作家さんが亡くなった。
もっとその人が書く文書が読みたかった。

職場の異動が出た。今回は僕の名前は出ず。少し安堵したけど、首の皮一枚繋がってるのは変わらない。また少ししたら異動があると思う。第2弾が。その時は名前が出てるはず。そろそろ僕も今の店舗を出ないといけないから。不安でいっぱいになり寝れない日が来るだろう。
それでも働く。異動なんか初めての経験だし
また1から関係性を構築しないといけない。
楽しみでもあるけど。不安もある。
父親もここでしっかり生きていきますから。

コロナで会いたい友人にも会えず。
いつになったら会いに行けるんだろうか。